皆さんは”ツーリストシップ”という言葉をご存知でしょうか?たまたまニュースを見ていて知った言葉だったので今回はツーリストシップを広げる活動を行っている田中千恵子さんとその取組について記事にしたいと思います
ツーリストシップとは
ツーリスト + シップ
=ツーリストシップ
スポーツマンシップやリーダーシップという言葉があるように旅行者にもシップがあっても良いのではないかというところから生まれた言葉です
shipは○○な状態、立場を意味する言葉なので
旅行者としての立場と取らえると分かりやすかもしれません
オーバーツーリズムが社会問題に
最近ニュースでよく耳にするオーバーツーリズム
観光地に多くの旅行者が来ることで住民や地域社会に悪影響がある状態のことです
田中千恵子さんの公演の中でもこの問題についてお話されていました
オーバーツーリズムの課題
- 様々な文化を持った人を
効率よく引き受ける難しさ - 旅行者や受け入れる側
双方にストレスが溜まる - ゴミ問題
- 合意の難しさ
- 統一ルールで商業が出来ない
- 観光客と住民の主張がある
田中千恵子さんの経歴
出身:生まれは千葉県 育ちは埼玉県
小学校から中学校の4年半を台湾で過ごす
中高:東京学芸大学付属国際中等教育学校
大学:京都大学経済学部
現在:一般社団法人
ツーリストシップ 代表理事
:同志社大学 嘱託教師
京都大学を特色入試で合格されていて早い段階で学びに対して高い意識を
持たれている方なんだなと印象を受けました!
一般社団法人ツーリストシップの取組
ツーリストシップで交流を楽しもう
旅行をただの消費活動ではなく交流文化にしていきたいという思いが伝わってきました
何も海外へ旅行に行かなくてもそのような場面に出会うことはあります
国内旅行でもそうですし日本に来た海外の方とお会いするときもあります
人間らしい営みの中で対話や体験を重視して未知の価値観が生まれる
その中で日常生活でも小さな変化が生まれるかもしれませんね
過剰な観光客を抱えた観光地はまるで椅子取りゲームの様で旅行文化が破綻し兼ねません
それと同時に旅行文化には多くの経済的な恩恵と心の豊かさを生みます
規制でがんじがらめになった状態では本当の意味での旅行と言えないかもしれません
その中で私達から旅先に寄り添い、共存共栄する旅行の実践、地域も旅行者に寄り添う
その先に持続可能な旅行が生まれるとツーリストシップの取組を通じて学ぶことが出来ます
取組の具体例
- 地域文化やマナーを知ろう
守ろうとすること - 挨拶
- 感謝
- 混雑を避けること
- 地域の物を買うこと
- 旅先クイズ会
- 本の出版
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私たちに出来ること
田中千恵子さん言葉で旅行は優しさ作り、小さな優しさの発見というものがありました
私の心に響きましたし人の接し方を考えさせられるきっかけになりました
小さなことでもコツコツ積み重ねていけば多くの広がりがあります
旅行以外でもツーリストシップという考え方は必要だと思っています
相手と自分どちらも持続的な関係を築いていくのには思いやりの心を持って相手に対しての理解や学びが必要なんだと知ることが出来ました
これからもっと海外の方が日本を訪れるでしょうし、私達も旅行をすることもあるでしょう
旅行をアップデートすること=心をアップデートすることだと思いますので
待つのではなく自分から作っていく姿勢でこれからの日常生活にも活かしていきたい考え方ですね
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