今回は木村 勝氏著「今いる会社で”半”個人事業主になりなさい」という本を紹介していきます！しばらく会社員でいる予定の方にも勉強になる内容なのでおススメします
作者と本の基本情報
木村 勝氏
一橋大学社会学部 卒業
日産自動車 入社
２０１４年 独立
現在 中高年専門ライフデザインアドバイザー
などでご活躍中
「今いる会社で”半”個人事業主になりなさい」
本書は定年後のお金に困らないための新しい働き方の選択肢として今まで所属していた会社と業務委託契約を結んで自分のスキルや経験を活かす方法が紹介されています
しかし、定年後に限らず今まさに会社員として働いている方にも役に立つ考え方やデータが紹介されている本となっています
行政書士のスキルや人事のプロの経験もあってすごいなー！
ピックアップする内容３つ
①サラリーマンと個人事業主の違い
②今から自分に出来ること
③使える資料や数値がいっぱい
サラリーマンと個人事業主の違い
雇用
会社からこれをやってと指揮命令されるのが
→サラリーマン
業務委託
私はこれが出来ます、それではお願いします
→個人事業主
今から自分に出来ること
自分が出来る仕事をメニュー化する
【例1】
新規事業の企画・立ち上げ
メンバー選出・人員配置
運用・マニュアル化
ここまで出来ます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【例2】
ECサイトを作れます
その後マーケティング分析を行って売上を
20％伸ばすことが出来ます
このように自分が出来る仕事をパッケージ化したりメニュー化したりすることで個人事業主や独立したときもサービスとしてクライアントさんへ提供することが出来ます
私は自信を持って報酬をもらえるような仕事のメニューを持っていないなと悔しく思いました
まずはソーシャルワークサービスなどを使ってクライアントさんから少額でもいいのでキッチリと仕事をして報酬をもらうところから始めてみたいです
こんな人がいたらいいなを考えてみる
職場でこんなことで困っている
これをやってくれる人がいたら助かるのに
などこういった潜在的な問題や課題を解決してくれる存在は需要があります
社内で当たり前に行っていることも外の世界に出たら救世主のような扱いを受けることも
コンサルや講演会などもこのような”あったら・いたらいいな”を
満たしてくれるからこそ必要とされます
客観的に自分や職場を見ることで発見があるかもしれませんね
個人事業主として1年契約を結んで仕事をしている、と考えてみる
仕事のスタンスを変えてみると行動が変わるかもしれません
今の自分がもし取引先なら会社は自分に仕事を任せてくれるのか？
次の契約更新はしてくれるのか？
「今いる会社で”半”個人事業主になりなさい」という本にはサラリーマンの考え方と個人事業主の考え方には明確に違いがあることが書かれています
サラリーマンは法律である程度守られているので今すぐクビになることはないです
しかし、スポーツ選手や個人事業主は結果が出ないと次の更新はありません
厳しい世界ですが自分自身今そのような危機感や死ぬ気で仕事をしているかと言うとそうではないです
今後のキャリアや人生を考えれば必要とされるような仕事をしないと自分が思い描いたような人生にはならないかもしれません
7割くらいの力で緩く働きたいというのが本音ですがまだまだ30年以上、長ければ40年以上働くことを考えると夢中に必死になれるような仕事を見つけていきたいと思います
まずは色々と試してみてですね
使える資料や数値がいっぱい
個人事業主とサラリーマンの勤怠管理の違い・保険の違い報酬の比較など比較表やグラフを使って分かりやすく、見やすく解説されています
個人事業主とサラリーマンの違いを横並びで図になっているとこんな違いがあるのかと比較することが出来ます
案外サラリーマンって守られているんだなと改めて感じますね
会社を辞めるときのメールや定期的なハガキのお知らせなどフォーマットが紹介されていたので勉強になりました
去り際にもしっかり次の仕事やお付き合いにつなげるためにも準備して丁寧にやっていくと今後何かの助けになるかもしれませんね
自分に合った働き方を探している方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか
個人事業主に興味があるから読んで今からでも出来ることがイメージ出来ました！
コメント